09 9月 2010

瞬間クリアパテの使い方と応用

瞬間クリアパテ+ベビーパウダー

瞬間クリアパテ

すでに使ったことがある人は知っていると思いますが、使い方を間違えると(スプレーがないパターンとか)とんでもなく役に立たないものなので、説明書をあまり読まない系の人には直感では使いにくいかもしれません。この製品を単的に説明にすれば、固まるまでの時間が30分くらいある「瞬間接着剤ゼリー」です。パテとか接着剤とか名前は違っても、同じ素材を使ってるものが多いんですけどね、使って欲しい用途によって名前が変わったりします。詳しくは割愛。

使いどころは?というと

  • 大きく隙間の空いた場所を強力に接着できる
  • 金属製バーニアなど位置合わせに時間が欲しいパーツの接着に向いている(位置決め手からシューっと)
  • 四隅のプラ板を無理やり固定する(3D固定とでもいいましょうか、がっちり止まります)

つまりは、無理やりくっつけてしまうパテ(瞬着)なんですね。

なので、合わせ目がぱっくり空いてしまう古いキットや、プラ製スパイクなどエッジが甘い部分などの付け足しなど、強度と接着力と厚みと、硬化までの長い時間を生かした使い方が、この製品の活路です。

ちなみに向いていないのは

  • ラッカーパテなどで行うヒケ処理
  • 押し出しピンのあとを埋めるとき
  • あとで大幅に削る必要があるとき

特に、あとで削らなくちゃいけないのにいっぱい盛ってしまうと、リューターを持ち出して削ったりと余計な作業が増えます。

合わせ目を埋めるときは少なめに盛って、接着力を維持しつつ、あとはラッカーパテで仕上げる方が早い。

ちなみに、全部このパテでやる場合は、240〜320番手のヤスリで削る(パテが硬いので当て板などをしたものが適当)。もしくは、単目の金属ヤスリで始めの切削をすると、あとの処理がスムーズになります。

ベビーパウダーを添加!

ガレージキットなどを組み立てる人は知識の塊なので、その方面の人から広まった使い方だと思いますが、瞬間接着剤+ベビーパウダーは結構な常識技です。今回は、瞬間クリアパテの長所を利用して、さくさく削れるパテに変身させます。

使うのは、

  • 瞬間クリアパテ
  • ベビーパウダー(250円くらい)
  • 瞬着硬化スプレー(一般にはアクセラレーターと呼ばれます)
  • 調色スティック(なんでもいい)
  • ペーパーパレットが便利です(チラ裏でも)

硬化スプレーは各社から出ていますが、ウェーブ製のものが相性が良いようです。

普通の瞬間接着剤とベビーパウダーを混ぜると、途中で固まったり出し過ぎたら無駄になってしまったりすることがあったりします。硬化までに長い時間がかかるということは、混ぜ物をしても長い間固まらずに置いて置けるということですから、数カ所に盛りつけたい時などには、瞬間クリアパテはかなり有利です。夏場で15分はゲル状を維持できました。

割合は1:1くらいですが、粉が多い場合はサクサク削れます。ただし、よく混ぜないと硬化不良を起こしますのでしっかり混ぜたほうがいいです。それと性質上気泡がでることがあるので、それもまたあとで同じ素材で埋めます。

ハイライトになってる溝を埋めます。二番目の写真は、混ぜる直前。粉が多いほうが削りやすくはなりますが、盛りにくくなるのでお好みで。三番目の写真が瞬着硬化スプレーを吹きつけたあと。この後に、320→400で仕上げました(私はサフで400番を埋めるので、400番までしかヤスリません)。

見事埋まった。塗装後のヒケもないし、スピーディーに削れるのでおすすめです。

大盛りでサクサクにするよ

何を作ってるかというと、昔もらった1/100のカーゴトラックなんですが、LEDを組み込むのに(次回)形が悪かったので、そこらへんに転がってたパーツを組み合わせて改造をしているのです。

で、画像の箇所がすっぽすぽなので、瞬間クリアパテ+ベビーパウダーで埋めるわけです。

さっきより厚めに盛りたいので、粉を多めに混ぜました。二番目の写真の状態で一回スプレー。この時点で3mmくらい。三番目で6mmくらい盛っています。

カッターでサクサクです

粉と樹脂の割合が良かったんでしょうが、サクサクです。

半硬化のポリパテくらいですかね。密度もあってカッターでサクサク行けます。

ただーし、これを全部ヤスリで整形しようとすると、いらぬ場所のエッジが死んでしまったり、ヤスリの寿命が減ったり(特にサンディングスティック)効率が悪いので、カッターで先にあらかた形出しをすることが必要です。

ちょっと気泡が出ていたので、パレットに残っていたパテで埋めて、即硬化。右が完成形です。

あんまり向いていないけど

ヒケ処理もできます。パレットに余ってたのでやってみました。

最近のキットじゃ見なくなりましたが、ハイライトのところがヒケですね。二番目の写真が少し盛って全体を削ったあとです。瞬着みたいなものなので、剥がれることもなく、このまま表面確認に行けますね。

で、三番目の写真が今のところのカーゴトラックさん。出雲重機風を目指してちょっとだけ改造(主には色なんですが)して、LEDを取り付けます。LEDが、、、メインだったはずが、、、なかなか本題に入れない。

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